救急医 驚異の判断力
発売日
2016年02月26日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82990-6

救急医 驚異の判断力
そのとき、医者、患者、家族は何を決断するのか

著者 角由佳著 《順天堂大学医学部附属浦安病院救急診療科准教授》
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 池田小事件、福知山線脱線事故、毒入り餃子事件、そして東日本大震災……。数々の現場を経験した救急医が語る「究極の判断力」とは?



 1分1秒を争う過酷な状況で求められる思考と行動とは?

 附属池田小事件、福知山線脱線事故、毒入り餃子事件。

 多くの命を救ってきた救急医が、そのとき、医者、患者、家族が何を考え、どう行動するかを語る。

 

 どんな人にも、苦渋のなかで判断しないといけない場面があり、それは誰にも避けることができません。ご自身あるいはご家族が瀕死の状況に陥ったときどうするのか。私たち医者も、自分たちの死の際を思いながら、毎日仕事をしています。それでも答えは出ません。でも、答えが出ないなりに考え続けています。その過程を少しでも共有できたら、ヒトの死と生を知ることに繋がるのではないか――。本書が少しでもそのお役に立てることを願ってやみません。――「はじめに」より

 

 【目次】

 第1章 患者からしか学べない

 第2章 救急医になるのはこんな人

 第3章 あの事件の裏側で

 第4章 救急医の判断力を支えるもの

 第5章 救急医の死生観