書籍

- 発売日
- 2016年03月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-82993-7
モネとジャポニスム
現代の日本画はなぜ世界に通用しないのか
著者 | 平松礼二著 《日本画家》 |
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主な著作 | 『日本画から世界画へ―平松礼ニ・千住博対談集』(美術年鑑社) |
税込価格 | 990円(本体価格900円) |
内容 | 日本人が大好きな印象派の画家・モネの魅力に迫りつつ、現代の日本画がなぜ世界画になりえないのか、当事者の立場で語る日本文化論。 |
「たとえば(パリ郊外)ジヴェルニーにあるモネの池は、手鏡。丸く広がり真ん中にかわいらしい花をちょこんとつける睡蓮は、ブローチ。モネは女性が『かわいい』と思うモチーフを追求し続けていた」「モネの睡蓮の池こそが、ジャポニスムの影響をふんだんに受けた作品」……。日本画家・平松礼二は24年前、オランジュリー美術館の「モネの部屋」で衝撃を受けて以来、モネの足跡をたどり、彼が北斎や広重をはじめ、ジャポニスムの影響を受けていたことを実感し、そのモチーフを日本画に変える挑戦を続けている。「彼の睡蓮の絵を見ると、驚くばかりに美の技術を極め、明白にモチーフを表現する画家の才能に感嘆するばかりだ」と語るのは、フランスのポンピドゥー美術館事務局長、ディエゴ・カンディール氏。こうして、美は永遠につながっていくのだ。本場フランスをはじめ、ヨーロッパの人びとを魅了してやまない日本画家が“画家の視点”で語る、いままでにないモネ論。
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