三越伊勢丹 モノづくりの哲学
発売日
2017年01月13日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-83123-7

三越伊勢丹 モノづくりの哲学
新たな挑戦はすべて「現場」から始まる

著者 大西洋著 《(大西)三越伊勢丹ホールディングス社長、(内田)経済ジャーナリスト》
内田裕子著
主な著作 三越伊勢丹 ブランド力の神髄』(PHP研究所)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 百貨店業界での生き残りを賭け、「仕入れ構造改革」に乗り出した三越伊勢丹――世界に通用する最高品質のモノづくりへの挑戦を描く。



 三越伊勢丹ホールディングス社長に就任した2009年以来、大西洋氏は「仕入れ構造改革」をはじめ、次々と新たな改革に乗り出し、“殿様商売”然とした百貨店ビジネスの常識を覆してきた。

 そして、次なる改革のステージは、バイヤーやスタイリスト(販売員)が自ら現場に足を運んでの商品開発への挑戦。

 いちプライベート商品が年間10万足を販売する一つのブランドへと成長した「ナンバートゥエンティワン」(婦人靴)。イタリアにも負けない尾州の毛織物でつくるソフトツイードジャケット、日本最高のシルクでパリで勝負する「ジョハク」、アンモニア臭を中和する画期的なベビー肌着「キセット」など、バイヤーと産地の会社の協力によってつくられた商品開発ストーリーをジャーナリストの内田裕子氏がつぶさに取材。そこには、百貨店自らがリスクを取った商売構造への挑戦があった。大西洋社長との対話を通じ、世界市場をも睨む三越伊勢丹のmade in Japan.のモノづくりに迫る!