書籍

- 発売日
- 2017年03月17日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-83571-6
「老後不安不況」を吹き飛ばせ!
「失われた25年」の正体と具体的処方箋
著者 | 大前研一著 《経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長》 |
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主な著作 | 『日本の論点 2017~18』(プレジデント社) |
税込価格 | 935円(本体価格850円) |
内容 | 国民の「老後・将来不安」こそが日本経済長期低迷の根本原因だ! それを解消するための具体的方策を大前流21世紀型心理経済学に基づき提言。 |
老いも若きも老後や将来が不安でたまらないから、お金を貯め込む。人々がお金を使わないから景気はどんどん悪くなり、さらに不安が募る。つまり、日本経済長期低迷の正体は、「老後(将来)不安不況」なのだ。その証拠に、この25年間で日本の個人金融資産は700兆円も増えた。
これは裏を返せば、老後不安さえ解消できれば、国民は安心してお金を消費に回すようになるということだ。そうすれば、経済も一気に活性化する。なにしろこの国には、1700兆円もの個人金融資産があるのだ。そのわずか1%が市場に出てきただけでも17兆円、GDP3%分を上回る経済効果が期待できる。だから政府は、その一点に全力を集中させるべきなのだ──。
そう主張する著者が、国民の老後不安を払拭し、日本経済を再浮上させる具体策を示す。あわせて、お金の不安が消えるマネー&ライフプランの立て方も指南。「アベノミクスがうまくいっていないのはわかるけど、それに代わるものもないから……」とあきらめている読者こそ必読。日本と自分の未来に希望が湧く一冊。
【主な項目】
●アベノミクスの“六本の矢”がすべて失敗した理由
●日本の個人金融資産は25年間で700兆円も増加
●「老後・将来不安」の払しょくこそが最高の景気刺激策
●高齢者を駆動力とする成長戦略
●高齢者の気持ち一つで、国の借金は返せる
●「資産税」と「付加価値税」だけにする税制改革を
●「バランスシート」をつくれば、お金の不安は消える
●国と心中しないためのマネー&ライフプラン
【目次】
●第1章【問題提起編】「老後・将来不安」こそが、日本経済長期低迷の根本原因だ
●第2章【問題解決編1 政府】老後不安を払しょくするために、政府は何をすべきか
●第3章【問題解決編2 個人】国が滅んでも、こうすれば個人は不安なく生きられる
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