シミュレーション日本降伏
発売日
2019年06月28日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84340-7

シミュレーション日本降伏
中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」

著者 北村淳著 《アメリカ海軍アドバイザー》
主な著作 『トランプと自衛隊の対中軍事戦略』(講談社+α新書)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 米シンクタンクで海軍アドバイザーを務める著者が指摘する日中の戦力差。中国が魚釣島を奪いに来たら、日本はもう抗えない。



 南シナ海を統制しつつある中国が次に狙う東シナ海。もし明日、魚釣島に人民解放軍が侵攻したら……。米シンクタンクで海軍アドバイザーを務めた著者が、日中の戦力差を冷静に分析しシミュレーション。自力で国土と領海を守れる日本になるための戦略を示す。

 南シナ海の大半をコントロール下に置いた中国。そして次に狙うのは、東シナ海。いつ魚釣島に上陸してもおかしくはない。中国船が日本の領海への侵入を繰り返すのは、状況が差し迫っていることの顕れである。

 領海に侵入を許さないため防衛ラインの設定、人民解放軍と対峙するために必要な軍備、再考すべきアメリカとの関係の在り方。そして、変えるべき日本人の意識。中国指導部の日本への無謀な侵攻作戦の発動を控えさせるためには、日本が海洋上に中国を撃退できる防衛体制が整えられるかどうかにかかっている。そのための指針がこの一冊に凝縮されている。日本を守れるのは日本だけ――。