書籍
- 発売日
- 2019年08月21日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-84361-2
「がん」を切らずに治す陽子線治療
「乳がん治療」の新たな挑戦
著者 | 永田良一著 《新日本科学社長、医学博士》 |
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税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 日本全国、アジアから、がん患者が訪れる鹿児島の温泉地・指宿の病院。そのトップが、乳がんや前立腺がんを切らずに治す”世界最先端”陽子線治療の凄さを語る。 |
がんに陽子線をピンポイントで照射して、がん細胞を死滅させる。鹿児島県の温泉リゾート・指宿市にあるメディポリス国際陽子線治療センター(メディポリスがんセンター)で、9年にわたり実績を積み上げてきた先端医療です。その実践を、当事者である著者が紹介したのが本書です。
体にほとんど負担をかけない、再発が非常に少ない、患者さんにとても優しいがん治療といえます。そして、前立腺がんを含む一部のがんは公的医療保険の対象になり、患者の経済的な負担は大きく減りました。さらにほとんどのがんは、民間保険の先進医療特約への加入でカバーできます。近い将来、多くのがんの陽子線治療が公的医療保険の対象になると予想されます。正に誰もが受けられる最先端の治療法になるでしょう。
そして「乳がん」です。これまで陽子線単独での治療は難しいとされていました。しかし、メディポリスがんセンターでは、治療のネックとなっていた「乳房の固定法」を確立し、2015年から臨床研究として治療を開始しています。
このセンターで治療を受けられた方の声を紹介します。
(前略)治療を終えて早2か月経ちます。おかげ様で、とても順調です。何事もなかったかのように毎日、仕事に励み、週末は余暇を楽しんでいます。昨日は妻と一緒に仙巌園の梅と霧島の温泉を満喫しました。指宿方面にもよく出掛けるんですよ。見かけたら声をかけてくださいね。(後略)〔N氏/59歳/鹿児島県在住/治療時期2018年11 月〕
(前略)地元での検査を予定通り行い、先日、PSA数値が0・67という前回を下回る結果の報告を受けました。体に全く負担がかからず、しかも短時間の治療でこんなにまで良くなるのかと、未だに信じられない気持ちですが、選択は間違っていなかった…と、これから機会あるごとに現実を伝えていきたいと思っております。(中略)〔S氏/77歳/広島県在住/治療時期2018年2月〕
ぜひ、がん患者さんご自身やご家族、お知り合いの方々に本書をご一読いただき、ご自分に合った「がん治療」に取組んでいただきたいと思います。
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