書籍

- 発売日
- 2020年11月12日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-84773-3
社会保障と財政の危機
著者 | 鈴木 亘著 《学習院大学経済学部教授》 |
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主な著作 | 『財政危機と社会保障』(講談社現代新書) |
税込価格 | 1,023円(本体価格930円) |
内容 | コロナ禍が変えた社会保障と財政の現状を解説。「生活保護よりも求職者支援制度の拡充を」など現実的な改革案を示す。 |
感染症の危機、経済の危機の次は、社会保障の危機である。生活保護、医療、介護、年金の現状と対策を、社会保障研究の第一人者が解説・提言。さらに、消費税と社会保障費の切り離しを訴え、ベーシック・インカムの可能性について検討する。
【社会保障の大問題とその解決策の例】
●生活保護:「働くと負け」状態→求職者支援制度を活用すべき
●医療:都市と地方の病床数格差→開業医の報酬を減らせ、地方版の「中央社会保険医療協議会」を作れ
●介護:壮絶な人手不足(訪問介護ヘルパーの有効求人倍率は14.75倍)→保険と保険外の混合介護の導入、家族介護に現金給付
●年金:将来純負担(現在の現役層および将来世代の「支払い損」の金額)1100兆円→マクロ経済スライド(年金カット)をフル稼働させよ
●財源:消費税と社会保障費を切り離せば、消費税減税が可能になり、社会保障改革も進む
大阪市・東京都の特別顧問を経験し、政策実務を熟知している研究者が、現実的な分析・提案を行う。
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