書籍

- 発売日
- 2022年09月14日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-85288-1
我、鉄路を拓かん
著者 | 梶よう子著 《作家》 |
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主な著作 | 『噂を売る男』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 新橋~横浜間に日本初の鉄道を敷くため、現場を任され、奔走した男・平野屋弥市。至難のプロジェクトに挑んだ男達の熱き戦いの物語。 |
海の上に、陸蒸気を走らせる!
明治の初めに、新政府の肝煎りで、日本初の鉄道が新橋~横浜間に敷かれることになった。そのうち芝~品川間は、なんと海上を走るというのだ。
この「築堤」部分の難工事を請け負ったのが、本書の主人公である芝田町の土木請負人・平野屋弥市である。勝海舟から亜米利加で見た蒸気車の話を聞き、この国に蒸気車が走る日を夢見ていた弥市は、工事への参加をいち早く表明する。
与えられた時間はたった二年余り。弥市は、土木工事を生業とする仕事仲間や、このプロジェクト・チームを事実上率いている官僚の井上勝、そしてイギリスからやってきた技師エドモンド・モレルとともに、前代未聞の難工事に立ち向かっていく。
来たる2022年10月14日は、新橋~横浜間の鉄道開業150年にあたる記念すべき日。この日を前に刊行される本書は、至難のプロジェクトに挑んだ男たちの熱き物語であり、近代化に向けて第一歩を踏み出した頃の日本を、庶民の目で見た記録でもある。
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