ローソン
発売日
2025年03月19日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-85892-0

ローソン

著者 小川 孔輔著 《経営学者》
主な著作 『マクドナルド 失敗の本質: 賞味期限切れのビジネスモデル』(東洋経済新報社)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 7年以上にわたりローソンの活動を追った経営学者による、同社が描くコンビニの未来図と戦略分析。近い将来、業界地図は塗り替わる。



 ローソンの好調の要因と、大改革の舞台裏をひも解く。

 コロナ禍の期間中、ローソンの業績は際立って悪化するも、2023年度には過去最高の業績を記録する。V字回復を果たした要因には、「お客様のためにすべてがある」という視点に立ち直した社内改革があった。

 「人手不足」や「24時間問題」、「フードロス批判」、そして「コロナ禍」……ここ数年のコンビニ業界を取り巻く逆風にローソンはいかに対処していくのか。「テクノロジーの導入」、「人口3万人地域への4店舗出店」、「大ヒット『コンビニスイーツ』の裏事情」、「フードロス削減への取り組み」――。先発企業であり、「王者」たるセブン-イレブンに勝つための戦術とは。

 本書を含めて54冊の著作を持つ経営学者が、精緻なデータ分析とともに、丹念な現場取材と関係者へのインタビューで、「リアルな」ローソンの成長戦略に迫った一書である。

 本書が刊行される2025年に同社は創立50周年を迎え、お互いにしのぎを削り合うコンビニ業界は、いよいよ勢力図が塗り替わる。