強羅花壇ものがたり
発売日
2025年03月14日
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判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-85897-5

強羅花壇ものがたり

著者 藤本 三和子著
三好 和義写真
税込価格 3,520円(本体価格3,200円)
内容 旧閑院宮の別邸跡地に立地し、ひときわ洗練された高級旅館「強羅花壇」。その歴史とおもてなしの心を、四季折々の写真とともに紹介。



 「強羅花壇」元女将が歴史とおもてなしを綴った、楽園写真家・三好和義による美しい写真満載のフォトエッセイ集

 戦前から政財界の重鎮や文人に愛された強羅温泉で、旧閑院宮の別邸跡地に立地し、伝統的な和の素材を用いつつ現代的な感覚でひときわ洗練された高級老舗旅館「強羅花壇」。

 そのおもてなしの神髄とは―。

 三代目女将としてホスピタリティを追求してきた著者は、イタリアへ留学し、帰国後は通訳やレストランプロデュースなどの仕事に従事した経歴をもつ。「古きよき日本の美意識と意匠を大切にしつつ、まったく新しい旅館を誕生させよう」と決意、30 年あまり追求してきた「強羅花壇らしさ」とおもてなしのこころを語る。

 写真の三好和義氏は数十年にわたって「強羅花壇」の四季折々のたたずまいを撮影してきた。本書には、「強羅花壇」のシンボルである柱廊や日本庭園、客室などから厳選した45作品をオールカラーで掲載。写真からもおもてなしのこころが伝わり、極上の楽園空間を満喫できる贅沢な一冊。

 ◆全編英訳を収録

 【目次より】

 
●思い出がつまった箱根の地 Hakone, place of memories
●美しいものに導かれて Beauty shows the way
●イタリア語が運んでくれた新天地 Italian brings me a new world
●名旅館を目ざす Aiming to become a world-renowned Japanese inn
●日本の美を大切にしつつ快適な空間を Comfortable spaces, Japanese beauty
●こだわったのは「自分が心地いいこと、楽しいこと」Careful attention to what feels comfortable and enjoyable