空飛ぶクルマ大研究
発売日
2024年08月01日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-88183-6

空飛ぶクルマ大研究
しくみや技術から用途・課題まで

著者 中野 冠監修 《慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所顧問》
主な著作 監修書『空飛ぶクルマのしくみ』(日刊工業新聞社)
税込価格 3,850円(本体価格3,500円)
内容 クルマのように利用できて空を飛べるeVTOL(電動の垂直離着陸機)の開発が進んでいます。そのしくみから用途・課題までを紹介。



 だれでも空を飛べる社会が実現する!?

 「空飛ぶクルマ」とは、クルマのように日常的に使えるeVTOL(電動の垂直離着陸機)などのこと。都市でのエアタクシー(渋滞解消)や、災害救助・救急医療、離島・過疎地域、地方都市間での移動手段として期待され、開発が進められています。その特徴と開発の現状、実現のための課題などをわかりやすく紹介します。

 第1章 空飛ぶクルマとは?

 空飛ぶクルマの特徴と意義/種類、ドローンやヘリとのちがい/開発中の空飛ぶクルマ(空陸両用車/eVTOL/変わり種の機種)/空飛ぶクルマの開発の歴史と未来予測/空飛ぶ乗り物の歴史(移動手段の歴史/ダ・ヴィンチから始まった/プロペラ機の誕生から現代の飛行機まで/そのほかの空飛ぶ乗り物)/空飛ぶクルマの今後のロードマップ

 第2章 空飛ぶクルマのしくみ

 空飛ぶクルマのしくみ(プロペラで上昇する/固定した翼のある機体)/空飛ぶクルマの動力/安全飛行のためのおもな技術/空の道、交通管理/空飛ぶクルマの離着陸場

 第3章 空飛ぶクルマの用途と課題

 空飛ぶクルマのおもな用途/空飛ぶクルマの用途(観光・レジャー/災害救助・救急医療/離島・過疎地での移動/地方都市間を結ぶ/都市のエアタクシー)/実現に向けた今後の課題

 [もっと知りたい!]

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