文蔵2021.6
発売日
2021年05月18日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90128-2

文蔵2021.6

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 【特集】最新作『プリンス』発刊記念 真山仁-作品の魅力と軌跡-【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/諸田玲子「麻阿と豪」/下村敦史「ガウディの遺言」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり」/中山七里「越境刑事」/朝井まかて「朝星夜星」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」ほか



 【特集】最新作『プリンス』発刊記念

 真山仁―作品の魅力と軌跡―
●インタビュー真山 仁 次代を担う若者たちに政治への情熱を持ってほしい

 【ブックガイド】『ハゲタカ』から『コラプティオ』、そして『プリンス』へ

 日本社会の弱点が、エンタメ性を通して見えてくる作品たち…末國善己
●映像化もされた大人気シリーズ「ハゲタカ」
●現代社会に警鐘を鳴らす社会派作品
●政治、医療、外交を題材にしたサスペンス
●東日本大震災を扱った「震災三部作」
●選挙を描き、民主主義の本質に迫る

 【連作短編】
●東川篤哉 タテガミはおウマの命(前編) 元競走馬のタテガミが何者かに切断された! 犯人と意外な目的とは?

 【連載小説】
●あさのあつこ おいち不思議がたり(夢路篇)2 祝言の途中で席を外したおいちに対し、伯母のおうたは怒りを爆発させる。
●諸田玲子 麻阿と豪3 秀吉の愛妾・茶々が懐妊。一方、麻阿が暮らす聚楽第では悍ましい事件が。
●下村敦史 ガウディの遺言3 父にかけられた殺人容疑を晴らすため、志穂は父のアリバイを調べるが……。
●村山早紀 子狐の手紙(前編) 桜風堂夢ものがたり6 久しぶりの休みに桜風堂をめざす渚砂だったが、慣れない山道に苦労する。
●中山七里 越境刑事7 連れ去られたレイハンを取り戻すべく、冴子は郡山と中国に飛んだが……。
●朝井まかて 朝星夜星17 ゆきと丈吉は長崎に里帰り。祭りを愉しみつつ店の開店準備に奔走する。
●宮部みゆき おでこの中身 その一 きたきた捕物帖30 北一は、村田屋治兵衛の妻が拐かされた事件を調べ直そうと決意する。
●山本一力 緋色の壺 その十五 献残屋佐吉御用帖43 再開された賭場で見に回っていた佐吉は、壺振り・あやめとの勝負に出る。

 【話題の著者に聞く】
●一穂ミチ『スモールワールズ』 人の数だけ世界がある その「途方もなさ」を書きたかった