面白くて眠れなくなる天文学
発売日
2021年09月13日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90173-2

面白くて眠れなくなる天文学

著者 縣秀彦著 《国立天文台准教授》
主な著作 『星の王子さまの天文ノート』(河出書房新社)
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 古代人の星座活用の話から、月や太陽など身近な天体の不思議、アストロバイオロジーによる最新の宇宙論まで、魅力的に伝える本。



 天文学は古来より、音楽や数学と並んで最も古い学問であり、古代人にとって大切な対話のツール(コミュニケーション・ツール)だったといわれています。本書では、古代人と星座の話から、月や太陽などの身近な天体の不思議、アストロバイオロジーによる最新の宇宙論まで、天文学の醍醐味を魅力たっぷりに伝えています。

 具体的な項目は、「流れ星を見る方法」「北極星は移動する!?」「地球に天体が衝突するとき」「土星の環は何でできている?」「太陽の寿命はあと何年?」「暦作りが歴史を変えた!」「ダークエネルギーの謎」「星座はいつ、どこで作られた?」「宇宙の時間と人間の時間」など。

 文庫化にあたっては、新たに番外編「月・火星への人類の挑戦」を設け、「月と人類の新時代」「探査が進む火星」の2項目を書き下ろしています。

 エキサイティングな天文学ワールドの紹介ですから、読み始めたら止まらない、思わず徹夜で読破したくなる一冊です。