本所おけら長屋(十九)
発売日
2022年09月26日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90238-8

本所おけら長屋(十九)

著者 畠山健二著 《作家》
主な著作 本所おけら長屋』(PHP研究所)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 ついに松吉とお栄が所帯を持つことに。だが、お栄には家を飛び出して以来、絶縁している母親がいて…。笑いと涙の時代小説シリーズ。
リンク

https://www.php.co.jp/okera/



 江戸は本所の「おけら長屋」は、“お節介と人情”で知られている。万造、松吉の「万松」コンビを筆頭に、左官の八五郎・お里夫婦、浪人の島田鉄斎、気風の良い後家のお染など、個性的な住人が入り乱れて、毎日がお祭り騒ぎだ。
●「ほろにが」 “早飲み込みの半次”のもとに、思い込みの激しい大店の箱入り娘が、嫁候補としてやってきて……。
●「ぜんあく」悪事を働く又右衛門一家に、おけら長屋の面々は善心を取り戻させることができるのか。
●「せんべい」煎餅一枚をめぐる、八五郎と頑固な浪人の意地の張り合いの結末とは。
●「はりかえ」ついに松吉とお栄が所帯を持つことに。しかし、お栄には仲違いして家を飛び出したきり会わずにいる母親がいて……。

 笑って泣ける全四編を収録。文庫書き下ろし。