書籍

- 発売日
- 2022年10月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-90257-9
民族から解き明かす世界史
著者 | 関 眞興著 《歴史研究家》 |
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主な著作 | 『30の戦いからよむ世界史 上・下』(日経ビジネス人文庫) |
税込価格 | 924円(本体価格840円) |
内容 | 「民族」の衝突と融合が世界史をつくった! 古代地中海の覇権争いからウクライナ侵攻まで、混迷の時代を読み解くカギとなる一冊。 |
宗教問題、ナショナリズムの対立、人種差別、難民問題……各民族の歴史から現代の課題が見えてくる。
「ドイツ人の居住する場所はすべてドイツ領である」(ヒトラー)
ドイツが再び東方侵略を行なう口実を与えないよう第二次世界大戦後、ソ連やポーランドなどから推定2000万人のドイツ人がドイツへ強制帰還させられた。21世紀に再び同様の発言をする為政者が登場している。歴史は繰り返されるのか?
●フェニキア人、ギリシア人、ローマ人の商業覇権戦争
●移動を強制され続けたユダヤ人の歴史
●知られざる離散民族、アルメニア人
●ユーラシアを席巻したトルコ系民族
●中世以来、拡散したドイツ人2000万人の帰国
●ヴァイキングとノルマン人の進出
●征服王朝により漢民族の概念が拡大
●異民族の支配下でもしたたかに文化を守ったイラン人
人間の移住や移動に関連しては、「する」側と「される」側の間で対立や差別感情など醜い事態が出てくるのは避けられません。しかし、長い時間のなかで、異民族間で同化が進み、それらが解消されてきた歴史もたくさんあります。読者の皆様に「人類とはこんなにもさまざまな移動・融和・同化をくり返しながら、今日に至っているのか」ということを認識していただければ幸いです。(「総論」より抜粋)
『「民族」を知れば、世界史の流れが見通せる』を加筆・修正し改題。
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