文蔵2025.  4
発売日
2025年03月19日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90466-5

文蔵2025. 4

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 935円(本体価格850円)
内容 【特集】圧倒的な臨場感とリアリティがそこにある 医者、看護師が描く、命の物語【連載小説】梶よう子「キネマの夜明け」/高瀬乃一「露の宿り」/高殿 円「せどりの女王」/篠田節子「ホテル・ボルネオ」/中山七里「武闘刑事」/和田はつ子「汚名 伊東玄朴伝」ほか

【ブックガイド】現場を知るからこそのリアリティ

 医師が紡ぐ生と死の物語……杉江松恋

 
●心揺さぶる「命」への真摯な視線/「医療の世界」の実情に迫る作品たち/「医師による小説」を定着させた大作家たち/近年デビューの作家も精鋭揃い!

 【感動の最終回】
●中山七里 武闘刑事(終)タイムリミットが迫る中、冴子は母娘殺害事件の真相に辿り着けるか。
●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝(終)奥医師になり、種痘所も開設した玄朴が、本当にやりたかったこととは。

 【連載小説】
●梶よう子 キネマの夜明け2 美鈴が無事、女児を出産。女優復帰の時期を模索する長田に対し、加世は。
●高瀬乃一 露の宿り4 四話 小僧の流儀 小僧の忠次郎を今後、料理人として鍛えるかどうか悩んだ千代乃は……。
●高殿 円 せどりの女王6  質屋の林のおばあが亡くなり、遠火たちのビジネスも新たな局面を迎える。
●篠田節子 ホテル・ボルネオ7  宿泊客からの苦情で、大浦は現地スタッフと日本人の価値観の違いに気づく。