頁数/仕様
112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2018年2月
在庫
在庫あり

ガチガチの肩・首・背中がほぐれる肩甲骨10秒ストレッチ

肩や首のこりだけでなく、疲労、冷え、便秘やメンタル不調もガチガチの肩甲骨が原因かも。セルフチェックで診断し、自分の症状にあった肩甲骨ストレッチを開始しましょう!
著者(肩書) 藤縄理《福井医療大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻教授》
主な著作 『丸い背中がピンと伸びる! 一生歩ける「寝たまま筋トレ」』(PHP研究所)
編集等
税込価格 1,320円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2018年2月

Get Adobe Reader『目次』『見本ページ』をご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。
予めご用意ください。


◆「動く肩甲骨」で痛みを取り、健康寿命を延ばそう

肩の下に、天使の羽根のようについている一対の骨、肩甲骨。
肩甲骨は、別名「上半身の骨盤」とも呼ばれています。
上半身の骨の中でとりわけサイズが大きいから、だけではありません。
骨盤が、足腰を支える重要な支点であるのと同じく、肩甲骨も背中と腕を動かす要の役割を果たすからです。
肩甲骨は本来、とても柔軟に動くしくみになっています。
ほかの骨との接点は、鎖骨の両端のみ。あとは筋肉だけで支えられているので、さまざまな方向に自由に動かせます。
――ただし、これはあくまで「本来」の話です。
実際のところ、現代人の多くは肩甲骨の柔軟性を失っています。
肩こり・首こり・背中の痛みを抱えている人は、その典型です。
筋肉がこわばり、肩甲骨をまともに動かせなくなっている人は、年齢を重ねるほど多くなります。
その原因は、ひとことで言うと、姿勢が崩れているからです。
猫背で首を前に突き出した姿勢が、筋肉に悪影響を及ぼすのです。
この本は、姿勢を正して肩甲骨の動きを取り戻すストレッチを紹介し、体のさまざまなトラブルを解消することを目的としています。
この本で紹介する「肩甲骨10秒ストレッチ」なら、肩こりや首こりの解消はもちろん、むくみや冷え性、肥満など、中高年女性にとっての悩みにも効果が期待できます。
そして何より、軽やかに動く体をつくることで、10年後・20年後も元気で過ごせる可能性が大いに広がります。
今ある痛みを取り、「健康寿命」も長くする――そんな新習慣を、ぜひ始めましょう!  (「はじめに」より)

●肩甲骨セルフチェック

【1章】あらゆる不調の原因は肩甲骨にあり
・肩甲骨には6つの動きがある
・肩甲骨が「外転」していませんか?
・肩甲骨の位置がくるうと筋肉に負担がかかる
・首こり、肩こりはこうして起こる
・こわばった肩甲骨が起こす弊害
・大元の原因は「姿勢」にあり
・「普通に立つ」ことは意外と大変!
・頭の重さ、支えきれていますか?
・腕のしびれは危険信号
・四十肩、五十肩のメカニズム
・肩甲骨と筋肉の悪循環をストップするには
・こんな症状が出たら病院へ
◆正しい座り姿勢をキープする(1)尻まくら

【2章】いつまでも美しい女性は肩甲骨が決め手
・「美しい肩甲骨」で若々しく健康に!
・「下がり鎖骨」に要注意
・動かない肩甲骨が肥満を招くメカニズム
・こんな贅肉、ついていませんか?
・間違ったダイエットで骨が弱くなる
・子どもや孫世代の骨にも要注意
・知らないうちにあなたも「圧迫骨折」予備軍?
・骨を強くする運動とは
・有酸素運動と無酸素運動
・肩甲骨ストレッチでキレイになれる!
◆正しい座り姿勢をキープする(2)腰まくら

【3章】実践! 肩甲骨10秒ストレッチ
・「揺らし」と「伸ばし」で動く肩甲骨に!
・静的ストレッチと動的ストレッチ
・ストレッチをするときの注意点

[最初のチェック] 立ち姿チェック
[静的ストレッチ]寝転んで伸び/ダブルボール/高這い/後ろ腕伸ばし/背もたれ
[動的ストレッチ]グーパー体操/背面引き上げ/柏手/耳横バンザイ/腕ねじり体操/スクラッチ体操/足踏み体操
[ながらストレッチ]ペットボトル体操/ハンカチ体操/柏手&壁腕立て伏せ

・ストレッチを行なうタイミング
・目的別メニュー

【4章】健康寿命は骨を鍛えて延ばす
・食事で体の基本をつくろう
・骨によい栄養素はさまざま
・骨によい成分を上手に摂取するコツ
・「カルシウム1日650㎎」を目指せ
・毎日の食事の心得
・日々の活動量を増やそう
・正しい歩き方、できていますか?
・座る、立ち上がるにもコツがある
・肩甲骨が固まるモトを徹底除去!
・運動の記録をつけよう
・肩甲骨10秒ストレッチ、記録