頁数/仕様
112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2021年6月
在庫
在庫あり

痛い変形性股関節症がラクになる! 「関節液」よみがえり体操

変形性股関節症は「手術でしか治せない」病気ではありません。本書では、自分で股関節を矯正することにより関節液をよみがえらせ、痛みをやわらげる体操を紹介します。
著者(肩書) 酒井慎太郎《株式会社さかいクリニックグループ代表》
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 112ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2021年6月

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■関節液はよみがえる!
「いつからか、あぐらをかけなくなった」
「散歩中に、ちょっとした段差でつまずいて転んでしまった」
「靴下をはくとき、腰を曲げるのがきつい」
この本を手にとってくださった方は、ひょっとして、こんな経験をおもちなのではないでしょうか。あるいは、歩くときに足のつけ根に引っかかるような違和感があったり、お尻の横の筋肉にだるさや痛みを感じたりすることがある……。
ただ、それは毎日のことではなかったり、足をいろいろな角度に動かしているうちに違和感や痛みが消えてしまったりするから、「たいしたことはない」「歳だから、しょうがない」と、放置してしまっているかもしれません。
しかし、この本のタイトルの中の「変形性股関節症」という文字に目がとまったのは、少なからず股関節に不安を感じているからではないでしょうか。
よかった! この本はきっと、みなさんのお役に立てると思います。
前述のような違和感や痛みは、股関節のトラブルからくるものです。放っておくと、やがて股関節の軟骨がすり減って変形し、股関節に強い痛みを引き起こす「変形性股関節症」になってしまいます。
現在、日本全国でおよそ400万人が、変形性股関節症に悩まされているといわれています。その約9割は女性。40代から急激に発症しやすくなりますが、20代、30代からその兆候は出始めます。「たいしたことないから」とほうっておくと、40代、50代になって股関節に痛みが出たり、歩き方がぎこちなくなってきたりしてしまった……。そうなってから、整形外科を受診する人がほとんどでしょう。
すると、医師は「しばらく様子を見ましょう」といって、痛み止めの薬を出してくれるだけ。薬を飲めば少しはよくなるものの、すぐに痛みが再発してまた病院へ、の繰り返しです。
変形性股関節症は、時間とともに確実に進行する病気です。経過観察をしている間に股関節が変形して、足を引きずって歩くようになったり、痛みも強くなったりしていくのです。すると患者さんは、「手術を受けるか、否か」の選択を迫られます。医師が、「この病気を完全に治すには手術をするしかない」というからです。
いくら「痛みがなくなるから」といわれても、体にメスを入れるとなると大きな不安を覚えることでしょう。そのため手術を受けず、不便や痛みに苦しみながら日々を過ごしている人も、少なくないと思います。
しかし、変形性股関節症は「手術でしか治せない」病気ではありません。
初期の段階で「関節包内矯正」などの適切な対処をして関節液をよみがえらせれば、ほぼ100%完治します。
この治療法に加え、大きな効果を上げるのが本書でお伝えするセルフケアです。自分で股関節を矯正することで関節液をよみがえらせ、痛みをやわらげます。
いつまでも健やかに自分らしく過ごすために、股関節の不安を1日でも早く解消しましょう。  (「はじめに」より)

【第1章】変形性股関節症と「関節液」
■股関節と関節液の役割
・上半身と下半身をつなぐ股関節
・関節液の重要性
■本格的に痛みが出る前の兆候は?
・「歩き方がおかしい」といわれたら
・動き始めに違和感や痛みが出る
■「ひざ曲げテスト」で股関節の状態を知る
・早期発見、早期治療が何よりも大切
・ひざ曲げテスト(1)
・ひざ曲げテスト(2)
■変形性股関節症以外の、股関節まわりの病気
・大腿骨頭壊死症
・大腿四頭筋の炎症
・脊柱管狭窄症
・腰椎椎間板ヘルニア
■変形性股関節症に移行することが多い病気
・生まれつき股関節が外れやすい「先天性股関節脱臼」
・股関節のくぼみが浅い「臼蓋形成不全」
■変形性股関節症は、どこがどのように痛む?
・痛みは前、後ろ、横に現れる
■体の中で、どんな変化が起きている?
・変形性股関節症には4つのステージがある
■変形性股関節症になる原因
・「先天性の病気」「怪我」「老化」が引き金に
・患者の9割は女性。年齢層は幅広い
■現在主流の治療法と、その問題点
・「経過観察」の危険性
・人工関節には寿命がある
■変形性股関節症の手術について
・骨切り術
・人工関節手術
■変形性股関節症と腰痛との関係
・股関節と腰は、切っても切れない関係
・問題は「仙腸関節」にあった
■関節液をよみがえらせる治療法
・「関節包内矯正」で関節液がよみがえる
・セルフケアが予防と改善のカギ

【第2章】「関節液」よみがえり体操
■セルフケアをするにあたって気をつけること
・毎日続けることが重要
・少し痛みを感じるぐらいまでやるのがコツ
■足のつけ根プッシュ体操
■テニスボール・ストレッチ
■テニスボールでゴロゴロマッサージ(そけい部・お尻の下・お尻の横側)
■両足乗せ体操(前側・後ろ側)
■足ひっぱり体操
■股関節ストレッチ(股関節まわし・違和感解消キック)

【第3章】「関節液」を間接的によみがえらせる体操
■股関節に間接的に効くメカニズム
・体全体の関節を歯車としてとらえる
・首や肩などの不具合も変形性股関節症の要因に!?
■腸腰筋ストレッチ
■腰のテニスボール・ストレッチ
■ネコとオットセイのポーズ
■上体ひねり
■太ももストレッチ
■ひざのテニスボール・ストレッチ
■あご押し
■イスそらしストレッチ
■肩甲骨のテニスボール・ストレッチ
■たすきがけストレッチ

【第4章】「関節液」がよみがえる生活習慣
■悪い立ち方、よい立ち方
・日本人の多くは「S字カーブ」が崩れている
・よい立ち方の4つのポイント
■悪い座り方、よい座り方
・「イスに座る」を心がける
・正しい姿勢でも「座りっぱなし」はNG
■悪い寝方、よい寝方
・「横向き寝」はS字カーブを崩してしまう
・「枕なし」で寝てみる
■悪い歩き方、よい歩き方
・股関節をサビさせる「省エネ歩き」
・ちょっとえらそうに歩く、が正解
■体のやわらかさを保つには
・可動域は「広ければいい」わけではない
・体を左右バランスよく使おう
■股関節を温める
・全身浴で体を芯から温める
・使い捨てカイロを活用する
■股関節に悪いスポーツ、よいスポーツ
・縦に飛び跳ねる運動は要注意
■股関節によい服装
・体を締めつけるタイプのものは避ける
・靴は安定性が第一
■杖はできるだけ使わない
・あくまでも「補助」的に使う
・痛いほうの足も使う
■人工関節を入れている人へ
・関節包内矯正で術後の痛みも改善
・適度な衝撃を与えて骨を強化
■体重コントロールの重要性
・太ったままでは治療効果は上がらない
・不足している成分を食事で補う