頁数/仕様
128ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版
2021年8月
在庫
在庫あり

川島隆太教授の毎日爽快! 「朝」脳トレ366

脳がよく働く朝は脳トレに最適で、難しい問題をじっくり解くより、簡単な問題をできるだけ速く解くほうが効果的。解いて気分爽快になる問題を366問紹介します。
著者(肩書) 監修:川島隆太《東北大学加齢医学研究所教授、医学博士》
主な著作 『川島隆太教授の もうやめられない! やみつき脳トレ366』(PHP研究所)
税込価格 1,320円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 128ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版 2021年8月

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【脳がよく働く朝は脳トレをするのに最適です】

多くの人にとって脳が一番働くのは、朝といわれています。朝、目が覚めて、栄養バランスのいい朝食を食べてエネルギーを補給したあと、脳はとてもよく働く状態になります。そんなときに脳トレをすることは効果的なのです。

■朝に脳トレをすると記憶力や集中力が高まる
それでは、朝に脳トレをすると、どんな効能があるのでしょうか。
これは2つにわけて考える必要があります。
まずひとつめは、短期的な効果についてです。
1回でもやったことで得られる効果のことですが、朝に脳トレをすると、その後、数時間にわたって脳がよく働く状態を保つことができます。これは、学校教育の現場でも利用されています。とくに午前中に大切な仕事や、やりたいことがあって集中したい方などは、朝に脳トレをするとはかどることでしょう。
2つめは、継続することで得られる中長期的な効果です。
脳トレを毎日続けていると、認知機能がどんどん高まります。最近行なわれたMRIを用いた研究では、脳トレを習慣として継続することにより、脳の体積が増えることが確認されています。どのトレーニングを続けるとどんな力が伸びるかは異なるのですが、記憶力が高まることや、自分で自分をコントロールする力が高まること、ひいては認知症の予防につながることがわかってきました。
毎朝、脳トレを習慣にすることの効能は、このように最近の研究でも明らかになっているのです。

■やさしい問題をできる限り速く解くことを心がける
それでは、朝、どんな脳トレをすればいいのでしょうか。そのために、まず脳トレには2つの方向性があることを説明しましょう。
ひとつは、情報をできるだけ速く処理する脳トレです。時間を気にしながら解くようなドリル形式の問題ですが、朝はこの全速力で取り組む問題が適しているといえます。本書では、情報を速く処理する分野の問題を中心に扱っています。
もうひとつは、記憶の量を増やすような脳トレです。これは、じっくり考えるような問題で脳に強い負荷がかかって疲れてしまうため、朝に取り組むのには適していません。そのため、本書では扱っていません。
脳を使うというと、難しい問題をじっくり考えたほうがいいのではないか、と思う方が多いのですが、それは誤解ということも最近の研究でわかってきています。
脳を機能させるという意味では、難しい問題をじっくり解くより、簡単な問題をできるだけ速く解くことに注力したほうがいいのです。
歯ごたえがないと思わず、やさしい問題を朝からできるだけ速く解いて脳を使うことを意識しましょう。

■朝食・脳トレ・運動を毎朝の習慣にしてみては
本書では、朝食を食べた後、毎朝やるべき脳トレとして366問用意しています。計算や漢字の読み書きなど、昔習ったような短い時間で解ける問題を書き込み形式で掲載しています。
問題は難しくないのですが、確実に脳を使う問題です。これを朝に解くと、その日のやる気と集中力が高まり、継続することで認知症の予防にもつながります。また、筆記具を使って書き込むことも脳には重要です。
人生100年時代といわれていますが、心身の機能は加齢とともに低下していきます。意識して使わないと、脳も体も坂道を下るかのような勢いで機能が低下していくのです。
一方で、脳と体は意識して使えば、その機能の低下を抑制し、その坂道をゆるやかなものにすることができるのです。
バランスよい朝食を食べ、脳トレをしたあとに有酸素運動をすると、脳に有益ということもわかってきています。有酸素運動といっても、速足の散歩をつづけるていどでかまいません。また、有酸素運動単体を継続するだけでも、認知症予防の効果があることも明らかになっています。
朝食、脳トレ、有酸素運動を毎朝の習慣にして脳を若返らせてみてはいかがでしょうか。