人名事典

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なぎら健壱

(なぎら・けんいち)
フォークシンガー。1952年4月16日、東京銀座(旧・木挽町)に生まれ、下町で育つ。趣味、特技はとにかく数多く、カメラ、自転車、飲酒、散歩、絵画、落語、パソコン、プロレス鑑賞、がらくた収集、などなど…。テレビの画面からは“変なおやじ”あるいは“おかしな司会者”と目されているが、ステージでは人間味溢れる自らの作詞、作曲によるオリジナル曲に加え、心に残る、忘れてはいけない唄を歌い続ける、偉大なるフォークシンガーである。また、歌の合間の落語を彷彿させるおしゃべりが、会場をあたたかく覆いつくす。また、テレビやラジオ番組などで見せる、ウンチクの深さには定評がある。

主な著書に、『東京酒場漂流記』『ぼくらは下町探検隊』『日本フォーク私的大全』(似上、ちくま文庫)『歌い屋たち』(文藝春秋)『なぎら健壱の東京居酒屋 夕べもここにいた!』(毎日新聞社)などがある。

(データ作成:2008年)