人名事典

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ハルA.ドレイク

(Hal A.Drake)
1930年5月2日、米カリフォルニア州サンタモニカ生まれ(LA育ち)。ロサンゼルス市立大学卒業。1951年より約1年間、朝鮮戦争従軍。1952年末、国防総省準機関紙―Pacific Stars and Stripes(「星条旗新聞」)の記者として東京に赴任。以後1995年末に退官するまで、日本の戦後の政治、経済、社会面での取材と同時に、極東での幅広い報道を手掛けた。特にベトナム戦争への特派員としての報道の評価は他を抜きんでている。歴代の米国大統領、ローマ教皇を含む各国VIPの来日取材、芸能・スポーツ関係での「ハリウッド」「エルビス・プレスリー」特別号、モハメド・アリ、マイク・タイソンらをインタビュー。試合報道、多彩な才能を発揮し、読者を魅了した。記憶力、文体の美しさは、数あるジャーナリストの中でも特記され、持ち前のユーモアと温厚な人柄は、「星条旗新聞」の名物記者の異名をとる。オーストラリア・クイーンズランド州、ゴールド・コーストに在住し、日豪の掛け橋として、夫人と共に異文化語学教育を指導している。2人の息子はカリフォルニアにて独立している。
(データ作成:2008年)