人名事典

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原口 泉

(はらぐち・いずみ)
1947年鹿児島県生まれ。東京大学文学部国史 学科卒業、同大学院修士課程修了(文学修士)。 同博士課程2年を終えて(単位取得)、1979年鹿児 島大学法文学部に赴任、1988年より教授。琉球大 学非常勤講師、放送大学客員教授を歴任。2005 年には鹿児島大学生涯学習教育研究センター 長に就任。専門は日本近世・近代史。とくに沖縄・ 北海道・韓国・中国など東アジア諸地域とのつな がりのなかで、南九州と薩摩藩の歴史研究に取 り組む。日本全国はもとより海外でも活発に講 演を行う一方、NHK大河ドラマ『翔ぶが如く』 (1990年)『琉球の風』(1993年)『篤姫』(2008年)の時 代考証を担当したことで知られる。

おもな著書に『龍馬を超えた男 小松帯刀』(グラ フ社、PHP文庫)『龍馬が惚れた女たち』(幻冬 舎)『世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵』(PHP新書)など多数ある。

(データ作成:2010年)