人名事典

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坪内富士夫

(つぼうち・ふじお)
1937年、京都の寺に生まれる。幼少期から青年に至る間、 日本の文化、生活環境に恵まれた京都で過ごす。45歳のと き、東京の教證寺住職(浄土真宗)に就く。その頃から仏前 の灯明にこころを惹かれ、日本のあかりとその文化に関心を抱 く。照明文化研究会に所属してからは、日本の古灯具を収集し、 あかりの生活史、文化史に傾注して、その分野の企画、展示、 講演等に数多く携わる。

著書『あかりの古道具』(光芸出版)の他、企業系列の情報誌をはじめ、古美術、骨董の雑誌にも日本のあかりの〈美〉を紹介することに努力を続ける。

(データ作成:2010年)