人名事典

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有森裕子

(ありもり・ゆうこ)
1966年、岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業後、(株)リクルートに入社。1990年の大阪国際女子マラソンで当時の初マラソン日本女子最高記録を樹立、翌年の同大会では当時の日本最高記録で2位に。同年の世界陸上選手権東京大会女子マラソン代表にも選出され、一躍トップランナーに。1992年のバルセロナで銀メダル、1996年のアトランタで銅メダルに輝き、日本女子陸上界初の二大会連続オリンピックメダル獲得の快挙を達成。引退後はアスリートのマネジメント全社「ライツ」(現:RIGHTS.)を設立、取締役に就任。国際陸連(IAAF)女性委員会委員、日本陸上競技連盟理事、国連人口基金親善大便、笹川スポーツ財団評議員、社会貢献支援財団評議員などを歴任。2010年国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人としてはじめて受賞。現在もスペシャルオリンピックス日本理事長、日本体育大学客員教授、就実大学客員教授、日本陸連女性委員会委員などを務める。

著書に『わたし革命』(岩波書店)などがある。

(データ作成:2012年)