人名事典
渡邊 剛(わたなべ・ごう) |
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1958年、東京都生まれ。心臓血管外科医、ロボット外科医(da Vinci Pilot)、医学博士。金沢大学心肺・総合外科教授、国際医療福祉大学三田病院客員教授、日本ロボット外科学会理事長、日伯研究者協会副会長。麻布学園高等学校卒業後、天才外科医ブラックジャックに憧れ医師を志す。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科に入局する。海外で活躍する心臓外科医になりたいという夢を叶えるためドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてドイツHannover医科大学に留学。ドイツ心臓外科の父と呼ばれるHans G Borst教授に学び、2年半の臨床留学中2000件にわたる心臓手術を経験、チーフレジデントとして、また32歳で日本人として最年少で心臓移植を執刀し移植執刀医として活躍。帰国後は1993年日本で初めて人工心肺を用いないOff-pump CABG(OPCAB)を成功させ富山大学助教授を経て、41歳で金沢大学心肺・総合外科の教授となる。 |
(データ作成:2012年) |