人名事典

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畠山史郎

(はたけやま・しろう)
1951年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科化学専門課程博士課程修了。理学博士。国立公害研究所(現・国立環境研究所)大気環境部主任研究員、国立環境研究所大気反応研究室長、国立環境研究所アジア広域大気研究室長などを経て、現在、東京農工大学大学院農学研究院教授。日本エアロゾル学会会長。大気化学が専門で、黄砂・酸性雨・大気汚染などを観測・分析。中国の研究者と協力して、中国国内の大気汚染物質の航空機観測を世界で初めて実施。2007年バーゲン・シュミット賞受賞(「Atmospheric Environment」誌)、2011年度大気環境学会学術賞受賞、2012年度環境賞優良賞受賞(主催・日立環境財団、後援・環境省)。著書に『酸性雨 誰が森林を痛めているか』(日本評論社)などがある。
(データ作成:2014年)