人名事典

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賀川豊彦

(かがわ・とよひこ)
1888~1960年。徳島中学、明治学院を経て神戸神学校卒。神戸の貧民街に住みつつ伝道と救貧活動を展開。プリンストン大学などで勉学ののち、労働運動、農民運動、普選運動など社会改革運動の先駆者として活躍した。1921年、大阪で購買組合共益社を、翌年には神戸消費組合および灘購買組合(合併により、コープこうべ)を設立、戦後には日本生活協同組合連合会の初代会長となる。世界連邦運動の開拓者的リーダーとして平和運動でも活躍した。『一粒の麦』など多くの著書は、『賀川豊彦全集』全24巻に収められている。
(データ作成:2009年)