人名事典

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野坂昭如

(のさか・あきゆき)
1930年、神奈川県生まれ。養子先の神戸で育つが、1945年の神戸大空襲で養父を失い、養家を捨てる。その後生家へ戻り、旧制新潟高校を経て、早大仏文科へ。7年生で抹籍、三木鶏郎音楽事務所でコント、CMソング、テレビ台本などを手がける。1963年、『エロ事師たち』で小説デビュー。1967年、『火垂るの墓』『アメリカひじき』で直木賞を受賞。売れっ子作家として、雑多なメディアで活躍。

著書に『この国のなくしもの』『絶望的楽観主義ニッポン』(以上、PHP研究所)『わが桎梏の碑』(光文社)『もういくつねると』『ニホンを挑発する』『赫奕たる逆光』(以上、文藝春秋)『骨餓身峠死人葛』(講談社)など多数。

(データ作成:2000年)