人名事典

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黒岩重吾

(くろいわ・じゅうご)
1924年、大阪府大阪市に生まれる。壬申の乱を題材にした1979年の『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞。その後、次々と歴史小説を発表。聖徳太子や推古天皇などを主人公に壮大な古代史の世界を描いた。1991年に紫綬褒章を受章、1992年に菊池寛賞を受賞。 2003年3月、逝去。

著書に、『休日の断崖』(新潮文庫)『落日の王子―蘇我入鹿(上・下)』『聖徳太子―日と影の王子(1)~(4)』(以上、文春文庫)『天翔る白日―小説大津皇子』『茜に燃ゆ―小説額田王(上・下)』(以上、中公文庫)『古代史の真相』『古代史を解く九つの謎』(以上、PHP文庫)などがある。

(データ作成:2004年)