発売日
1998年11月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 1998年12月

狩野派四〇〇年 12
祭礼屏風 賑わう人々
武田恒夫 高松良幸
p143
エリザベス一世
大英帝国の基盤をつくったしたたかな苦労人
桂文珍
p140
コメと日本人と伊勢神宮 第62回
実践哲学から派生した「四本の枝」 ある農業技術者集団の試み(下)
上之郷利昭
p132
歴史街道・ロマンへの扉 48
宝生寺
鶴田純也
p130
鬼平料理ごよみ 十九
師走 蒟蒻と油揚げの白和え
北原亞以子
p128
日本人の仕事
ユーラシアの長寿村と午前三時のレタス畑 北海道北村
永島敏行
p122
戦国道具図鑑
6 陶器
本山賢司
p120
お父さん、「テデイベア」を知っていますか
高沢直
p116
私の一冊
『空海の風景』
川澄昭治
p112
あかんべえ 八
深川ふね屋不思議ばなし
宮部みゆき
p104
「司馬遼太郎」の贈りもの 第七九回
人間は孤立しては棲めない生物である 『人間の集団について』二
谷沢永一
p98
恋さまざま 野茨草紙 その十一
恋は式部の昔から
田辺聖子
p94
特集2 昭和の金融恐慌・不況脱出への42日間 大蔵大臣・高橋是清の決断
コラム 金融恐慌への道
保阪正康
p92
特集2 昭和の金融恐慌・不況脱出への42日間 大蔵大臣・高橋是清の決断
七転び八起きのダルマ人生
河島順一郎
p88
特集2 昭和の金融恐慌・不況脱出への42日間 大蔵大臣・高橋是清の決断
かくして「破綻」は回避された
保阪正康
p82
特集2 昭和の金融恐慌・不況脱出への42日間 大蔵大臣・高橋是清の決断
目線を低くして経済をみる財政家
竹内宏
p78
本木雅弘の歴史初体験 第十一回
地図を頼りにスリリングな体験
本木雅弘
p72
謎に迫る
聖武天皇は聖徳太子を目ざしていた!?
中西進
p67
種子島鉄砲隊、ポルトガルに行く!
火縄中かついで一万三千キロ―「平成の南蛮鉄砲記」
神坂次郎
p60
特集1 法然 人と共に生きる智恵
法然を知るための本

p58
特集1 法然 人と共に生きる智恵
人生をめぐる旅

p54
特集1 法然 人と共に生きる智恵
法然のことば

p50
特集1 法然 人と共に生きる智恵
時代に風穴を開けた「あるがまま」の思想
ひろさちや
p44
特集1 法然 人と共に生きる智恵
特別寄稿 生かされて生きる自分に気づいたとき
中村康隆
p40
特集1 法然 人と共に生きる智恵
「ネフトワーク」なくして万民に広まらず
石井威望
p34
特集1 法然 人と共に生きる智恵
少年は、いかにして名僧となったか
難波利三
p28
特集1 法然 人と共に生きる智恵
対談 その人生に乱世を生きる覚悟を見た
梅原猛 寺内大吉
p20
特集1 法然 人と共に生きる智恵
仏に捧げた八〇年

p18
にっぽんのたたずまい 20
奈良
浅井愼平
p9
歴史街道への招待―20
藤原鎌足 蹴鞠と大化の改新―奈良・多武峯

p6

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。