発売日
1999年1月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 1999年2月

赤穂浪士と元禄時代

狩野派四〇〇年
武家御殿 二条城
武田恒夫 高松良幸
p143
文珍の世界史・人物高座14
ルイ14世
桂文珍
p140
歴史街道・ロマンへの扉50
灘五郷
鶴田純也
p138
鬼平料理ごよみ 二一
如月 田螺とわけぎのぬた
北原亞以子
p136
故宮の陶磁器が語る「中国四〇〇〇年」の歴史
神木哲男
p129
おみくじ、富くじ、阿弥陀くじ……「くじ」のおもしろ歴史学
山口博
p124
信長の二男が安土城を焼き払った本当の理由
鈴木輝一郎
p116
私の一冊
『エマソン選集3~生活について~』
渡辺力夫
p114
「司馬遼太郎」の贈りもの――第八一回
原理を優先すると、よい智恵も曇る『花神』一
谷沢永一
p108
あかんべえ 十
深川ふね屋不思議ばなし
宮部みゆき
p100
第三回平洲賞「父母」受賞作発表
第三回平洲賞「父母」・審査講評 復権してきた「日本人の心」
童門冬二
p98
特集2 困難な時代をいかに乗り切るか――日本史上のライバルに見る「成功」と「失敗」
[幕末回天]山岡鉄舟VS清河八郎 「無我無私」こそが道を開く
安部龍太郎
p86
特集2 困難な時代をいかに乗り切るか――日本史上のライバルに見る「成功」と「失敗」
[戦国末期]本多正信VS大久保忠隣 人望ある者が敗れるとき
戸部新十郎
p82
特集2 困難な時代をいかに乗り切るか――日本史上のライバルに見る「成功」と「失敗」
[源平争乱]平清盛VS源義朝 「眼力」の違いが明暗を分けた
中津文彦
p78
戦国道具図鑑8
燈火
本山賢司
p72
これが、元禄時代の「江戸下り酒」
堀江誠二
p67
謎に迫る 日本古代史・定説への挑戦 第十一回
大和王権に挑んだ「筑紫の王者・磐井」後編
黒岩重吾
p60
恋さまざま野茨草紙 その十三
定家かずら
田辺聖子
p54
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
赤穂浪士と元禄時代を知るための本

p52
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
コラム NHK大河ドラマの楽しみ方

p50
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
わが領地、返上つかまつる――幕府にもの申した、もうひとりの大名
神坂次郎
p46
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
コラム 徳川幕府にもの申す! 江戸時代の反乱史

p44
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
討ち入りは、バブルの付けを払うために不可欠だった!?
大原誠
p40
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
「さすらう遺臣」のために――大石内蔵助が、守り抜こうとしたもの
堀和久
p36
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
コラム 赤穂浅野家の経済事情と討ち入り資金

p35
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
「不測の事態」にいかに対処するか――「自己責任の時代」と忠臣蔵
上之郷利昭
p30
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
対談 不公平なお裁きへの強烈な抵抗
童門冬二 渡部昇一
p22
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
赤穂浪士が生きた時代と江戸時代 年表

p21
特集1 赤穂浪士と元禄時代「討ち入り」に駆り立てたものは何か
彼らは、どんな時代を生きたのか
大石慎三郎
p16
にっぽんのたたずまい 22
大阪・通天閣界隈
浅井愼平
p9
歴史街道への招待 22
明恵上人 南都仏教・華厳宗中興の高僧――洛西の高雄と栂尾

p6

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。