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谷津矢車さんの『二月二十六日のサクリファイス』が、第31回「中山義秀文学賞」を受賞
谷津矢車さんの『二月二十六日のサクリファイス』が、第31回「中山義秀文学賞」を受賞しました。

「中山義秀文学賞」は、前年4月1日より当年3月31日までに刊行された書籍を対象に、日本の歴史を素材とした文学作品(歴史・時代小説)の中から、もっとも優れた作品に与えられる文学賞です。 平成5年4月に大信村(現白河市大信)に、「中山義秀記念文学館」が開館したことを記念して創設されました。 主催者は同文学館に事務局を置く中山義秀顕彰会、共催は白河市および白河市教育委員会、中山義秀記念文学館です。
第31回となる本年は、木内 昇さん『雪夢往来』(新潮社刊)と谷津矢車さん『二月二十六日のサクリファイス』(PHP研究所刊)の2作品が受賞しました。
2025年11月30日(日)には、贈呈式及び受賞者による記念講演を開催予定です。
詳細は、白河市HPをご確認ください。
本書のご紹介

谷津矢車著
定価:2,750円(税込)
二・二六事件の真の犠牲者は誰だったのか――事件の捜査を命じられた憲兵を通し、軍や国家の歪みを描いた、著者渾身の歴史小説。