発売日
2001年7月6日
税込価格
628円
(本体価格571円)

歴史街道 2001年8月

日本史が語る「首相の器」

表紙のことば
黒鉄ヒロシ
p3
今日は何の日? 今月の歴史カレンダー

p4
下町職人 その技と心
四 つまみ簪

p9
One Shot History
玄界灘の孤島に祈りを捧げて 沖ノ島・五月二七日

p14
特集1 日本史が語る「首相の器」
ビジュアル・データ 年表で見る、この一二〇年 歴代首相あれこれランキング

p18
特集1 日本史が語る「首相の器」
対談 日本の内閣制度は、一〇〇年遅れている
童門冬二 中西輝政
p22
特集1 日本史が語る「首相の器」
特別インタビュー 谷沢永一・渡部昇一の、ここが問題!1
谷沢永一 渡部昇一
p31
特集1 日本史が語る「首相の器」
原敬 「平民宰相」は百年先を見ていた
松田十刻
p32
特集1 日本史が語る「首相の器」
浜口雄幸 身をもって示した「男子の本懐」
難波利三
p36
特集1 日本史が語る「首相の器」
鈴木貫太郎 終戦の聖断を導いた覚悟と責任
横田球生
p40
特集1 日本史が語る「首相の器」
吉田茂 巨大プロジェクトが産声をあげた日
上之郷利昭
p44
特集1 日本史が語る「首相の器」
池田勇人 スカルノの暴走を食い止めた「粘りの外交」
関榮次
p48
特集1 日本史が語る「首相の器」
特別インタビュー 谷沢永一・渡部昇一の、ここが問題!2
谷沢永一 渡部昇一
p53
特集1 日本史が語る「首相の器」
特別インタビュー 危機の時代に求められる「三つの条件」
田原総一朗
p54
特集1 日本史が語る「首相の器」
知るための本

p57
ワンショットクイズ その時歴史が動いた
シリーズ・蒙古襲来 下級御家人、蒙古軍阻止! 合戦を記録した御家人・竹崎季長

p58
謎に迫る
「竹取物語」に秘められた奈良朝の権力闘争
関裕二
p60
美しき戦国武将の哀しき人生
近衛龍春
p67
にっぽんの剣豪
4 中山安兵衛
本山賢司
p72
日本の城下町
4 山口県萩市 萩城

p74
特集2 徹底比較・江戸と上方
江戸・京・大坂―三都の違いが一目瞭然

p78
特集2 徹底比較・江戸と上方
対談 見栄に生きるか、始末に徹するか
竹内誠 森谷尅久
p80
特集2 徹底比較・江戸と上方
コラム1 鰹はやはり初もので
竹内誠
p83
特集2 徹底比較・江戸と上方
コラム2 京都の鱧、大坂の鯛
森谷尅久
p85
特集2 徹底比較・江戸と上方
コラム4 納豆のルーツは上方にあり
森谷尅久
p89
特集2 徹底比較・江戸と上方
コラム3 蕎麦は勤番武士の友
竹内誠
p87
特集2 徹底比較・江戸と上方
江戸と上方が誇る人物番付

p88
特集2 徹底比較・江戸と上方
コラム4 納豆のルーツは上方にあり

p89
特集2 徹底比較・江戸と上方
東のことば、西のことば
真田信治
p90
特集2 徹底比較・江戸と上方
東のことば、西のことば
真田信治
p90
特集2 徹底比較・江戸と上方
不思議に似ている東京・大阪、あんな場所

p92
あの日は晴れ? それとも雨? 天気図で見る幕末・維新
第4回 日米修好通商条約調印 安政五年六月一日・神奈川県小柴沖 
小野寺健太郎
p94
今日われ生きてあり 特攻隊員たちへの鎮魂歌
第十五回 金森伍長の最期
神坂次郎
p97
あかんべえ
四〇 深川ふね屋不思議ばなし
宮部みゆき
p102
私が訪ねた歴史の町

p110
歴史街道図書館 私の一冊
『勝海舟語録氷川清話―付勝海舟伝』
世志凡太
p114
歴史街道図書館 VIDEO&DVD
『ジャンヌ・ダルク』

p116
メンソレータムを日本に持ち込んだ外国人
近江の企業家 メレル・ヴォーリズ
神木哲男
p117
特別寄稿 漢字、その情報力
森本哲郎
p123
朝鮮通信使―「誠信の道」を訪ねて
第七回 鞆の浦
辛基秀
p128
絵で見る日本の歴史
第二八回 平家滅亡 源平の争乱(二)
河合真如
p132
歴史街道・ロマンへの扉
79 枚方
鶴田純也
p134
智謀の系譜 平戸松浦藩物語
第十九回 維新前夜
安部譲二
p136
たたずまい・にっぽんの島
15 佐渡・佐和田町
浅井愼平
p141

歴史街道

 「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。