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奇跡の歌声に鳴り止まぬ拍手！　『君だけの声を聴かせて』発刊記念イベントレポート

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奇跡の歌声に鳴り止まぬ拍手！　『君だけの声を聴かせて』発刊記念イベントレポート

ＧＷ中の2018年5月5日（土）こどもの日に、枚方T-SITEの蔦屋書店4階イベントスペースにて、『君だけの声を聴かせて』（福田真史Masa Fukuda著）の発刊記念イベントが開催されました。

全世界で大人気を博している子ども合唱団、ワン・ボイス・チルドレンズ・クワイアの創設者で音楽ディレクターでもあるMasaこと福田真史さんのトーク・ショーと、ワン・ボイス・チルドレンズ・クワイアの選抜メンバーによるミニコンサート、そしてサイン会が開かれました。

当日はＧＷ中にもかかわらず、100名を超えるお客様にお運びいただきました。こどもの日ということもあって、お子様連れのお客様が大勢いらっしゃいましたのにあわせて、これからの時代を生きるお子さんたちが夢を叶えて世界で活躍するには、大人はどんなふうにかかわれば良いのかというトークになりました。

福田さんは幼少期から個性豊かなお子さんだったそうですが、ご両親は、その個性をつぶすことなく、得意なこと、興味のあることを注意深く見つけ、見守り、伸ばす努力をされていたそうです。また、親や普通の大人の考える理想を押しつけることなく、自由を与えてくれたということで、とても感謝されているということでした。

いま、150名のお子さんたちと活動をされる中で、自身が親からしてもらったことを、次の世代の子どもたちにしてあげたいと福田さんは考えているということでした。それが、限りない愛情を持って育ててくれたご両親への恩返しとなるというお話しをしてくださいました。

多くの大人は、自分の考える良き人生を子どもたちに送って欲しいと願って、ついついレールを敷いてしまいがちです。けれど、変化の激しい時代にあって、それは必ずしも子どもたちの未来をより良いものにするとは限りません。むしろ、子どもが本当にこの世で実現したいことはなにか、そのために持って生まれた得意なことはなにかを見極め、その才能を最大限に引き伸ばしてあげることが大切だと福田氏は考えているとのことでした。

初の著書である『君だけの声を聴かせて』には、競い合わせるのではなく、助け合うことでお互いの才能を尊重し合い、仲間と素晴らしいパフォーマンスを発揮するワン・ボイス・チルドレンズ・クワイアの指導方針や活動の仕方、チームの結束力の高め方が惜しみなく書かれています。お子様をお持ちの親御さんにも、教育者にも、そしてまた、チームで成果を上げたいと考えている指導者やビジネスマンにもぜひお読みいただきたい本です。

ミニコンサートでは、米国ユタ州からこのイベントのために特別に来日したワン・ボイス・チルドレンズ・クワイアの選抜メンバー7人（コゼット、カリア、アビー、マギー、ウイリアム、AJ）と元ワン・ボイスのメンバーで、現在は才能にあふれたバイオリニストとして活躍するミンディ・アンダーセンが福田真史さんと一緒に演奏、そして素晴らしい歌声を聞かせてくれました。

「世界にひとつだけの花」「翼をください」「くまモン・ソング」「情熱大陸」「エルタンゴ」「千の風になって」「ふるさと」「Let it go」そして、PHP研究所のために福田真史さんが作曲、Masaの初期からの支援者であるクリスティーナ・アダチが作詞したオリジナル曲「心を込めて」の9曲ののち、鳴り止まぬ拍手により、アンコールとして「This is me」そしてもう一度「心を込めて」の2曲、合計11曲が披露されました。

ミニコンサートに引き続き、福田真史さんのサイン会が開催されましたが、大勢のお客様が参加くださり、サインをもらったあとに、福田さんと写真を撮ったり、直接ゆっくりと話をしたり、楽しい時間を過ごしていただきました。