第67回菊池寛賞を「戸髙一成とＰＨＰ研究所」が受賞

第67回菊池寛賞（2019年）を「戸髙一成とＰＨＰ研究所」が受賞しましたのでお知らせいたします。

この度の授賞は、2009年夏より10年をかけて 『［証言録］海軍反省会』全11巻を刊行した、編者の戸髙一成氏と小社に対してのものです。
 

受賞理由

戸髙一成とPHP研究所
旧日本海軍の中堅幹部が戦後おこなった座談会の400時間にもおよぶ録音テープを収集、10年以上の歳月をかけ文字起こしと校訂に取り組み、『［証言録］海軍反省会』全11巻に結実させた

（公益財団法人日本文学振興会 - 文藝春秋ホームページより）  

戸髙一成編『［証言録］海軍反省会』について

「数百時間に及ぶ、日本海軍中堅幹部の肉声が遺されていたという事実に、驚きを禁じえない。感動した」
戦史研究家の半藤一利氏も思わず心高ぶった感想をもらされたように、本書は、極秘で開催され続け、その後、現在まで秘蔵されていた、「海軍反省会」の生々しい記録です。
「海軍反省会」は、昭和55年3月28日に、水交会で第１回を開催し、以後、12年にわたり継続しました。本書は、この第１回から第10回までの会議において、各員が発言した記録のテープを文字に起こしたものです。
肉声に宿る、真実の証言が満載された貴重な証言録となっています。 

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