編集だより

★80歳代の著者で、今の時代の危うさを口にされる方が少なくない。戦争の悲惨さを想像できない人が増えていく怖さ。今号にご登場の半藤一利さんが、東京大空襲でのご自身の凄惨な体験を語られたのも、そんな危惧からでしょう。(泰)

★家族の一週間分の食料はありますか。車の燃料は満タンですか。家族との待ち合わせ場所を確認していますか。日本に住む限り、災害はいつかわが身に降りかかる。東日本大震災で、凄まじい現場を見た深松社長の言葉がつきささりました。(あ)

★「周りから見たら『バカだな~。やめときな。だまされてるよ』という状況でも、本人にとっちゃ、それが幸せなのかもよ」と岩井志麻子さんに言われて、ハッ! 自分の考える幸せを人に押しつけていたかも……。幸せは本人にしかわからないのに。(桑)

★特別企画、三橋先生の取材中、私の睡眠事情を相談すると、枕が合っていないとのこと。試しに、私の首に合った枕をお借りしたら、枕が違うとこんなに寝やすいんだ! とビックリ。当たり前に使っている物を、見直してみようと思いました。(鈴)

★就寝前、嫌だったことは浮かぶのに、良かったことって思い出せない……。新連載「いつもここからの『嬉しいとき』」は、日常の見落としがちな嬉しさを発見する企画です。あなたの今日嬉しかったことはなんですか? 「一日一嬉」で行きましょう!(伊)

苦しいとき、つらいとき......

月刊PHP8月号、苦しいとき、つらいとき、いい言葉で、前へ前へ!あのとき、あの人から言われたそのひと言が、あなたの背中を押してくれたことはありませんか。

指針としている座右の銘。本を読んで心にひびいた言葉。苦しいとき、つらいとき、言葉はあなたの心の拠りどころとなり、前へ前へと進む原動力になることがあります。

2018年8月号では、そんな「いい言葉」に着目し、俳人の夏井いつきさんのインタビューをはじめ、作家の山本一力さん他のエッセイで、「いい言葉の効用」について考えます。ぜひ、ご一読ください。

※2018年7月9日(月)発売