桜ほうさら(下)
発売日
2015年12月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76482-5

桜ほうさら(下)

著者 宮部みゆき著 《作家》
主な著作 [完本]初ものがたり』、『あかんべえ』(PHP研究所)
税込価格 814円(本体価格740円)
内容 父の死に関わる陰謀を追っていく笙之介に魔の手が……。そして「桜の精」との恋の行方は。宮部ミステリーの醍醐味を存分に味わえる力作。
リンク

https://www.php.co.jp/sakurahousara/



 拐かし、偽文書、家族の闇…ドラマの原作にもなった傑作時代ミステリー。

 上総国搗根藩から江戸へ出てきて、父の死の真相を探り続ける古橋笙之介は、三河屋での奇妙な拐かし事件に巻き込まれる。「桜の精」のような少女・和香の協力もあり、事件を解決するのだが。

 ついに父を陥れた偽文書作りの犯人にたどり着いた笙之介。絡み合った糸をほぐして明らかになったのは、搗根藩に渦巻く巨大な陰謀だった。真相を知った笙之介に魔の手が…。心身ともに傷ついた笙之介は、どのような道を選ぶのか。

 御家騒動を描いた武家物でありながら家族小説、青春小説でもある、宮部みゆきの新境地!