書籍

- 発売日
- 2010年06月23日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-79061-9
「不安」を「希望」に変える経済学
日本はまだ成長できる
著者 | 岩田規久男著 《学習院大学教授》 |
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主な著作 | 『日本経済を学ぶ』(筑摩書房) |
税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | 民主党の経済政策に対する「期待」は裏切られた。ではどうすれば景気は戻り、日本企業は「希望」を抱けるか。経済の原則に返り考える。 |
2010年代の日本がかつてのように経済成長を取り戻し、雇用を安定化して格差を縮小するにはどうしたらよいだろうか。著者は「まずもって、日銀の金融政策をこれまでのデフレ誘導型から穏やかなインフレ誘導型に改め、それによってデフレから完全に脱出することが不可欠である」という。これまで、日銀は「デフレターゲット政策」ともいうべき悪辣な金融政策を続けることで、日本経済の最大の悩みである「デフレ」を放置してきた。本書を読めば、日銀が自らはエリート集団として高額の待遇を得る一方、国民の困窮を黙殺し、日本を長期低迷に追い込んだ張本人であることがわかる。しかし、他国はまったくそうではない。オーストラリアやニュージーランド、イギリスでは構造改革を進めるとともに、インフレ目標を設定することで、マクロ経済指標を大きく改善させた。成長率を引き上げる金融政策に政府が方向転換すれば、日本の不安は必ず解消されるだろう。
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