文蔵2023.10
発売日
2023年09月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90346-0

文蔵2023.10

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 【特集】敵か、味方か!? 手に汗握る 「スパイ・国際謀略」小説【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり」/村山早紀「桜風堂夢ものがたり2」/瀧羽麻子「さよなら校長先生」/西澤保彦「彼女は逃げ切れなかった」/小路幸也「すべての神様の十月(三)」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか

【特集】

 敵か、味方か!? 手に汗握る

 「スパイ・国際謀略」小説

 インタビュー真山 仁 複雑な国際政治の最前線を教えてくれる良質なエンターテインメント

 インタビュー高嶋哲夫 もし東京がテロに襲われたら? それをシミュレーションした物語です

 【ブックガイド】渦巻く陰謀、虚々実々のかけひき……

 現在の世界情勢が見えてくる小説20選!…末國善己

 
●魅力的なキャラクターが登場する海外スパイ小説/平和な日本の裏側で繰り広げられる戦い/サイバー空間、日常生活に潜む危険

 【連載小説】
●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇2 報せなく、朝になって帰って来た新吉に対し、おいちは怒りを爆発させる。
●寺地はるな 世界はきみが思うより2 オムレツあるいは(後編) 道枝家を訪れた翌日、冬真は道枝くんと一緒にお弁当を食べることになるが。
●村山早紀 桜風堂夢ものがたり23 プロローグ 優しい怪異(中編その2) 桜風堂書店に併設されるカフェの開店を手伝うために、苑絵は桜野町を訪れる。
●瀧羽麻子 さよなら校長先生4 連絡帳(後編) 息子の恋人と話をする中で、明代は息子が幼い頃に起きた、ある事件を思い出す。
●西澤保彦 彼女は逃げ切れなかった7 誰ひとり戻り切れなかった(前編) 刻子の店を訪れた客の身に起きた奇妙な出来事を聞き、古都乃は違和感を覚える。
●小路幸也 すべての神様の十月(三)9 死神よ来い かつて死神に恋をした麻美。小児科医となった彼女は死神と再会できるのか?
●宮本昌孝 松籟邸の隣人15 第十三話 因果のヒットマン 尋常中学を卒業し、大磯へ行った茂は、天人が狙われる場面に遭遇する。
●宮部みゆき きたきた捕物帖45 気の毒ばたらき その十一 北一は、おかみさんが実家から戻ったおたまを訪ねたと聞いて驚愕する。

 【話題の著者に聞く】
●森バジル 『ノウイットオール』 五つのジャンルが交錯する物語はこうして生まれました

 【新連載インタビュー】
●推し本、語ります・カニササレアヤコ 静かだけど、底に熱いものが流れている作品が好き