文蔵2025.5
発売日
2025年04月21日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90475-7

文蔵2025.5

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 935円(本体価格850円)
内容 【特集】名作への愛と敬意が、新たな傑作を生む! 「パスティーシュ小説」は二度おいしい【連載小説】梶よう子「キネマの夜明け」/高瀬乃一「露の宿り」/高殿 円「せどりの女王」/篠田節子「ホテル・ボルネオ」/中山七里「武闘刑事」ほか

【特集】名作への愛と敬意が、新たな傑作を生む!

 「パスティーシュ小説」は二度おいしい

 【インタビュー】
●森見登美彦 下敷きとする作品があるからこそ、自分の「本音」を織り込める
●【インタビュー】青柳碧人 古典・『雨月物語』と近未来家電が融合したら

 【ブックガイド】昔話から古典、人気キャラまで
●先行作品との時空を超えた対話を楽しむ傑作…大矢博子
●パスティーシュって何?/昔話や古典文学をパスティーシュ!/あの文豪をパスティーシュ!/世界文学もパスティーシュ!/あの人気者をパスティーシュ!

 【連載小説】
●梶よう子 キネマの夜明け3 加世は照政と豆腐を掬いながら、政三郎との出逢いに思いを馳せていた。
●高瀬乃一 露の宿り5 五話 あなたの味 六郎は以前恋仲だった義姉から、実家の料亭に戻ってくるよう誘われる。
●高殿 円 せどりの女王7 遠火の行方を追う左千夫は、大阪にいるかつての同僚の小谷地詩を訪ねる。
●篠田節子 ホテル・ボルネオ8 女性誌の取材が入り、大浦はホテルの知名度が高まることを期待するが……。

 【第八回 徒然草エッセイ大賞 大賞受賞作品】

 【話題の著者に聞く】
●村山由佳『PRIZE─プライズ─』欲望は自分を強く動かしてくれるもの
●土屋うさぎ『謎の香りはパン屋から』漫画と小説の二刀流だからこそ描ける物語がある

 【リレーエッセイ】わたしのちょっと苦手なもの17 小川 哲 雑談