書籍

- 発売日
- 1998年10月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57170-6
英国紅茶の話
著者 | 出口保夫著 《早稲田大学教授》 |
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主な著作 | 『英国紅茶への招待(PHP文庫)』(PHP研究所) |
税込価格 | 660円(本体価格600円) |
内容 | 英国史と紅茶の密接な関係、文学に現われた紅茶の風景、茶文化の東西比較など、様々なエピソードで綴る、楽しく滋味豊かな紅茶読本。 |
トワイニング、リプトンなどは、誰でもなじみのある紅茶の銘柄として有名である。ではこれらの名前が、もともとは人の名前だったということはご存じだろうか。 本書では、この香り高く鮮やかな色の飲み物に秘められた、英国文化の真髄を語る。英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、名を残した茶商たちの列伝など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードが満載。なかでも茶文化の東西比較の章が興味深い。「茶道」と「英国紅茶」の類似性に見る日本人と英国人の意外な共通性や、同じ「茶」が、アジアでは「チャ」もしくは「チャイ」など“c”の発音で呼ばれ、ヨーロッパでは「ティ」ど“t"の発音で呼ばれるようになった意味と経緯が明かされる。 さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶の入れ方、ティ・セットのいろいろまで紹介する、楽しくて地味豊かな紅茶読本。ふだん何気なく飲む紅茶を、贅沢に格調高く楽しむための一冊である。
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