書籍

- 発売日
- 1999年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57232-1
真田昌幸
家康が怖れた機略縦横の智将
著者 | 竜崎 攻著 《作家》 |
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主な著作 | 『敗者の生きざま』(新潮文庫) |
税込価格 | 964円(本体価格876円) |
内容 | 武田信玄、豊臣秀吉らに重く用いられ、「信州の諸葛孔明」とうたわれた真田昌幸。徳川家康にも怖れられたその知謀の生涯を描き上げる。 |
豊臣秀吉なきあと、天下統一をめざす徳川家康を、縦横な軍略と、勇猛な戦いぶりで、さんざん手こずらせ、「信濃の生んだ諸葛孔明」と称された、文武両道の名将・真田昌幸。群雄割拠の戦国の世をしたたかに生き抜いた彼には、「乱世に苦しむ民草のために、天下は統一されるべきだ」という信条があった。彼は、常に、その思いに順じて動いて行く。低い身分からはい上がり、天下統一を成し遂げた秀吉に仕えたのも、朝鮮進出などの野心的暴挙に幻滅したのも、そして、長篠の戦いの際、信長の陰にかくれ、自軍と堂々と戦おうとしなかった家康を、生涯認めず、彼の下に入ることを潔しとしなかったのも、昌幸の、この一途な感性ゆえであった。 常に利よりも義に厚かった男。戦うと決めたら自ら先頭に立ち、剣をふるった男。武士とは何かをいつも考え、その理想に一歩でも近づこうと努力を怠らなかった男……そんな武将の生き様を鮮烈に描き上げた、力作長編小説。
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