書籍

- 発売日
- 2000年04月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57395-3
大谷吉継
「関ケ原」に散った仁将
著者 | 野村敏雄著 《作家》 |
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税込価格 | 713円(本体価格648円) |
内容 | 盟友・石田三成との信義を守り、関ケ原の合戦で壮絶な最期を遂げた仁将・大谷吉継。その鮮烈かつさわやかな生涯を描く感動の歴史巨編。 |
盟友・石田三成との信義を貫き、関ケ原の合戦で壮絶な最期を遂げた武将・大谷吉継。近江長浜城主時代の豊臣秀吉に見出され、賤ケ岳の合戦で「七本槍」に匹敵する武功をあげた成年時代。越前敦賀城主となり、島津攻め、北条攻め、朝鮮の役と活躍を続ける壮年時代。「関ケ原」以前の吉継を克明に描く本書は、最後まで忠義と信義を貫いた吉継の人となりを見事に描き出している。
秀吉から「百万の大軍をあずけてみたい」とその才気を愛されながら、現代でいうハンセン氏病と内なる闘いも続けねばならなかった吉継。やがて秀吉の死後、野心を隠そうとしない徳川家康と豊臣家を守ろうとする石田三成の対立が深まるなかで、吉継は静かに自らの宿命に身をゆだねていく。
裏切った小早川秀秋の大群が押し寄せるなか、従容として死につく大谷吉継の散りぎわは、関ケ原の合戦のクライマックスにあって一陣の風のごとくさわやかである。「戦後最高の男」を活写した歴史巨編。
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