書籍

- 発売日
- 2000年09月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57453-0
名禅百話
人生の真理と不動の心を求めて
著者 | 武田鏡村著 《著述家》 |
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主な著作 | 『禅僧列伝』(恒文社) |
税込価格 | 692円(本体価格629円) |
内容 | 物事にとらわれることなく、自由な心で生きる。古今の禅僧達が求め続けた安心立命の境地を平易に説く、現代人のための生き方の指針。 |
目先の損得に翻弄され、不安やいら立ちを募らせ、真の幸福を探しあぐねる現代人に対して、著者は本書で、「人間としての真の生き方や幸福とは何か」を問い続けた名禅僧たちの深い洞察を百話取り上げ、生き方のヒントとして提示する。
例えば、無門の「把手共行」では、競争や対立関係で泥沼に陥った自分自身を突き放し、和やかに打ち解け、手をとりあって共に歩むことの大切さを示す。
他にも、死を凝視しない人間に対する痛烈な警告を発した一休の、「門松は冥途の旅の一里塚」など、われわれ人間にとって普遍的な「生老病死」の悩みや問題について、それぞれに解決に導くための示唆を与えてくれる。
他人に先んじ、「勝ち組」に入ることで富や幸福が約束されると錯覚している現代人は、禅僧たちの生きざまや知恵を紹介した本書に、改めて自己の生き方を見つめ直すことの意義を痛感させられるであろう。
幸福に生きる拠り所を見失った現代人のための必読書である。
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