「投資と運用」のしくみがわかる本
発売日
2000年10月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57462-2

「投資と運用」のしくみがわかる本
金融商品の基礎知識からマネープランの立て方まで

著者 西野武彦著 《経済ジャーナリスト》
主な著作 「金融」に強くなる本』(PHP研究所)
税込価格 503円(本体価格457円)
内容 預貯金くらいしか経験のない初心者向けに、投資と運用の基本的な心得から実践ノウハウまでを徹底指導。給料横バイ時代の頼もしい一冊。



 「投資と運用」というと、金持ちにしか縁がないといった印象が強い。しかし、より利息の高い金融機関に預貯金をするのも、万が一に備えて生命保険に入るのも、いわば株や土地を買うのと同じ投資と運用の一貫である。金融商品の知識をしっかり身につけ、将来のマネープランが明確な人とそうでない人とでは、資産形成の上で大きな格差が生じてしまうのだ。

 本書は、預貯金くらいしか経験のないまったくの初心者に向けて、投資と運用の基本から応用までをわかりやすく解説した決定版。初歩的な用語解説から金利のしくみ、金融機関の利用法から具体的な金融商品の特徴などがコンパクトに整理されている。

 プロの運用法やハイリスク・ハイリターン商品にも言及されているが、投機的な姿勢よりも無理なく堅実なノウハウこそが本書の真骨頂。給料が上がらず、預貯金の金利も低いままの昨今、将来のゆとりある生活設計のために、頼もしい知恵袋となること請け合いの一冊。