書籍

- 発売日
- 2001年01月05日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57505-6
商いの道
経営の原点を考える
著者 | 伊藤雅俊著 《イトーヨーカドー・グループ名誉会長》 |
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主な著作 | 『商いの心くばり』(講談社) |
税込価格 | 503円(本体価格457円) |
内容 | どうしたらお客様の信頼に応えられるのか。イトーヨーカドー・グループの創業者が、実践の中で得た商売の基本、商人の心構えを語る。 |
長引く不況に悩む流通業界にあって、イトーヨーカドーやセブン-イレブンを中心とするイトーヨーカドー・グループは順調に業績を伸ばしている。その秘密はどこにあるのか。
伊藤は、その理由として、「常にイノベーターであり、チャレンジャーとして仕事に邁進してきたこと」を挙げている。
しかし、本書を読んで印象的なのは、戦後、東京下町の焼け跡で母と兄との三人で「羊華堂」という洋品店を再スタートさせ、一店、二店と増やしていく過程で、母や兄から学んだ「商売に王道なし。ただ(客に喜んでもらいたいという)心あるのみ」だという、「商人・伊藤」の言葉である。その後、伊藤は60年代に渡米し、いち早くチェーンストアー時代の到来を察知し、実際にイトーヨーカ堂チェーンとして成功する訳だが、いまでも伊藤の心の中にあるのは母と兄の教えのようだ。順調な成長発展も「商いの心」を忘れていないグループの総帥である伊藤の存在と無縁ではないだろう。
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