書籍
- 発売日
- 2002年08月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57700-5
幕末暗殺
著者 | 黒鉄ヒロシ著 《漫画家》 |
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主な著作 | 『新選組』、『坂本龍馬』(PHP研究所) |
税込価格 | 922円(本体価格838円) |
内容 | 幕末という時代を、桜田門外の変に始まる暗殺史を通して検証する。『新選組』『坂本龍馬』に続く黒鉄歴画の第三弾、待望の文庫化。 |
時の大老・井伊直弼が襲われた「桜田門外の変」の衝撃に始まる幕末暗殺史。本書は、安政から明治初期という未曾有の国家の変革期に、対立する思想の激突が引き起こした様々な暗殺事件を、奇才黒鉄ヒロシがその時代の景色の中で俯瞰的に描き出し、幕末という時代を捉え直した作品である。
構成は、まず「桜田門外の変」の全容を、綿密な史料検証によって、紙上に見事に再現する。そして「黒鉄歴画」の真骨頂、「人斬り」と呼ばれた5人の男たちの人間劇がつづく。5人とは岡田以蔵、田中新兵衛、大楽源太郎、中村半次郎、河上彦斎。この時代に生まれたがために「刀」を手にし、この時代ゆえにその使い道を「人斬り」に収斂していった各々の宿命をシュールに描き出していく。さらにブラックユーモアたっぷりの味付けによる、約140頁に及ぶ幕末暗殺年譜は圧巻。
大ベストセラーとなった『新選組』、『坂本龍馬』につづく、「黒鉄歴画」シリーズの第3弾である。
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