頭がよくなる55の法則
発売日
2002年03月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57710-4

頭がよくなる55の法則
センスよく頭を使おう

著者 樺旦純著 《思考心理学者》
主な著作 人はなぜ他人の失敗がうれしいのか』(PHP研究所)
税込価格 628円(本体価格571円)
内容 21世紀を生き抜くために必要な頭脳とは、応用力と柔軟性を備えた「頭のセンス」だ! センスを磨くための実践法則を徹底解説。



 頭のよさとは、そもそも何だろうか。IQの高さか、森羅万象に通じた博識か。著者はそれは「頭のセンス」のことであり、誰もが磨き方しだいでそのセンスを高められると言う。とはいえ、本書で紹介する頭のセンスの磨き方は、テープを聴いたりする怪しげなトレーニングではない。誰もが日常生活の中で、気軽に実行できるような、簡単で具体的な方法ばかりである。

 例えば、仕事の能率アップを図りたければ、脳の働きが最高潮になるのは食べて二時間以降から。だから、食後二時間は体を使う仕事をし、その後頭脳労働に切り替える。また、仕事がマンネリに陥り、発想が枯渇しているなと感じたら、現状を打破するために、あえて素人の感覚に立ち戻ってみよと言う。

 他にも、記憶力を高める方法、斬新な企画を生み出す会議の運営法、交渉相手との心理戦を制する方法等々、目からウロコの法則が目白押しだ。

 今さら能力開発なんて手遅れと諦めている人の必読書。