書籍

- 発売日
- 2002年10月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57821-7
松平忠輝
幕府に反抗しつづけた「家康の息子」
著者 | 中島道子著 《作家》 |
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主な著作 | 『前田利家と妻まつ』(PHP研究所) |
税込価格 | 734円(本体価格667円) |
内容 | 徳川家康の六男ながら、25歳で流人の身となった松平忠輝。92歳で病没するまで、孤高の生きざまを貫いた男の「剣なき戦い」を描く! |
徳川家康の六男でありながら、わずか25歳で流人の身となった松平忠輝。92歳で没するまで、67年という歳月を許されることなく配所生活を送った彼は、家康の息子のなかで最も不遇な生涯を強いられた人物だったといえる。
生まれついての異相ゆえ、「この赤児を、直ぐに捨てよ!」と家康から遠ざけられた忠輝は、8歳まで自分の本当の父を知らずに育つ。11歳で父への目通りを許された彼だったが、もはや家康の存在を素直に受け入れることはなかった。4万石、14万石、60万石と加増転封が繰り返されて19歳で大大名になった忠輝は、それでも家康や兄の二代将軍・徳川秀忠への反発が募り、大坂夏の陣では意図的な遅参という大事件を起こしてしまう。
本書は、宿命的な生い立ちによって徳川宗家を相手に「孤独な戦い」を続けた松平忠輝の生涯を、大久保長安、花井三九郎ら個性的な側近たちの生きざまとともに描ききった長編歴史小説である。文庫書き下ろし。
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