書籍

- 発売日
- 2005年09月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66451-4
山内一豊と妻千代
「土佐二十四万石」を築いた夫婦の物語
著者 | 中島道子著 《作家》 |
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主な著作 | 『源義経と静御前』、『松平春嶽』(PHP研究所) |
税込価格 | 796円(本体価格724円) |
内容 | 信長・秀吉・家康に仕え、「土佐二十四万石」の大大名に出世した山内一豊とそれを支えた妻千代。夫婦二人三脚の歩みを描く力作長編小説! |
平成18年度(2006)のNHK大河ドラマは、「功名が辻」に決まった。一代で土佐二十四万石の大大名に出世した山内一豊と妻千代の物語だ。
戦国時代の夫婦二人三脚による成功物語といえば、秀吉とおね、利家とまつなど数例があるばかり。とりわけ一豊と千代に関しては、武辺者の一豊よりも才知ある千代が高く評されてきた。嫁入りの持参金をはたいて夫に駿馬を購入させた逸話などが、広く世に知られるためだろう。しかし本書は、そうした固定的な見方に疑問を投げかけ、「生身の夫婦像」を紡ぎ出すことに挑戦している。
ともに合戦による一族離散という悲劇を経て出会った二人は、夫の槍一筋の功名を妻が支え、四百石取りから長浜二万石の城主へ、さらに掛川城六万石へと着実な歩みを続けていく。しかし長く仕えた秀吉が没し、関ケ原の合戦が起こるや、思わぬ幸運と試練が二人を見舞うのだった……。
女流作家ならではの視点がさえる会心の長編歴史小説。
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